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しらすの栄養と効能、美味しい時期の紹介!相性の良い食材がある

しらすの栄養と効能、美味しい時期の紹介!相性の良い食材がある

「しらす」は、多くの人たちにとって馴染み深い魚。スーパーでいつでも購入できる手軽さから、年中通して食卓に上る家庭も多いのではないでしょうか?

せっかく「しらす」を食べるなら、美味しい時期や食べ方を知っておきたいところ。

この記事では、「しらす」の旬や栄養の効能、栄養効果を高める食材など、詳しくご紹介していきます。

しらすはスーパーフード!

しらすはスーパーフード!

「しらす」はイワシの稚魚の総称です。主に流通しているのは、カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシの稚魚です。

また、乾燥度合いや地域により、呼び方が変わります。例を挙げてみましょう。

  • 生しらすを釜ゆでしたもの:釜揚げしらす
  • 釜ゆで後に少し乾燥したもの:しらす干し
  • 釜ゆで後にしっかり乾燥したもの:ちりめんじゃこ

このように、呼び方は違いますが、どれも同じ「しらす」です。水分量が違うので食感も変わってきます

さらに、しらすは漁獲される産地によって味は異なり、女性にも子供にも嬉しい栄養成分が豊富のスーパーフード!

料理に合わせて選んだり、食べ比べたりしながら、お好みの食感を見つけるのも面白いですよ。

しらすの旬の時期は産地で違う

しらすの旬の時期は産地で違う

「しらす」は、産地によって旬が異なります。ここでは、全国のしらす水揚げ量データを参考に、各地域の旬について紹介します。

  • 1位:兵庫県  13,972t
  • 2位:愛知県   9,428t
  • 3位:静岡県   6,126t
  • 4位:茨城県   4,645t
  • 5位:大阪府   3,175t

(データ参照:2020年 農林水産省 海面漁業生産統計 )

兵庫県(4-5月、9-11月)

潮の流れが早い明石海峡は、とっても餌が豊富。そのため、良質なしらすがたくさん獲れます。中でも「淡路島の生しらす」は有名で、島内でしか味わうことができません。

愛知県(4-12月) 

伊勢湾と三河湾にほど近い愛知。「しらす」が最も獲れるのは師崎漁港です。また、5つの地区からなる南知多しらす街道では、獲れたての「生しらす」など、いろんなメニューが味わえます。

静岡県(3月下旬~10月) 

静岡は、富士山や駿河湾の恵みを受け、プランクトンに恵まれた環境。なので、栄養価の高いしらすが獲れます。漁港からしらす漁場が近く、獲れたてを鮮度よく流通させることができるのも特徴です。

茨城県(4-6月 8-10月)

茨城県のしらす漁は毎年2月に解禁され、旬の時期は4-6月と8−10月です。特に9-10月の間は脂がのって美味しいといわれています。

大阪府(4月下旬〜12月)

大阪湾の漁期始めの春のしらすは、主に紀伊水道から外海域で生まれ、潮の流れに乗って大阪湾内に入ってきたものです。そして、初夏から秋にかけて獲れるしらすは、大阪湾内で生まれ成長したものです。

大阪府の船びき網漁船は、水揚げから落札までが約5分程度とごく短時間で行われ、鮮度抜群!

しらすの栄養と効能を4つ紹介

しらすの栄養と効能

1、歯や骨を形成するカルシウムとビタミンDが豊富

しらすには多くのカルシウムが含まれます。カルシウムを摂取することで、骨粗しょう症の予防や子どもの成長に役立ちます。

中でも「ちりめんじゃこ」にはたくさんのカルシウムを含み、その量はしらすの約10倍にもなります。

より多くのカルシウムを摂取したい場合は、ちりめんじゃこを食べるようにすると良いでしょう。

また、しらすはビタミンDも豊富に含んでいます。

ビタミンDには、カルシウムの吸収を助ける働きを持っているためより一層骨や歯を丈夫にすることが期待できるでしょう。

2、肌を美しくする効果

しらすは、不溶性たんぱく質のエラスチンや、必須アミノ酸のメチオニンという成分を含んでいます。

エラスチンは、コラーゲンにくっついて肌のハリや弾力を保っている成分です。

加齢とともに減っていく成分で、不足するとシワやたるみの原因となってしまいます。

そのため、エラスチンを豊富に含むしらすを日常的に食べることがとても大切。

また、しらすは肌の皮脂分泌量をコントロールする効果を持つ核酸という成分も多く含んでいます。

核酸の含まれたしらすを定期的に摂れば、ニキビを予防し、肌をきれいに生まれ変わらせてくれるでしょう。

3、貧血や安眠効果も期待できる

ビタミンB12は、しらすに多く含まれている栄養素の一つ。

ビタミンB12は、脳神経や脳細胞の再生を促す効果があるため、しらすを食べれば自律神経失調症や不眠症、貧血を予防する効果もあるのです。

4、アイチエイジング効果もある

しらすには、ビタミンEの何倍もの抗酸化力を持ち、アンチエイジングにも効果的です。

その他にも、ガンの発生や転移を抑制したり月経のリズムを整えたりする効果が期待できるでしょう。

しらすと相性のよい食材を紹介

しらすと相性のよい食材を紹介

「しらす」は、下処理も不要で手軽に使える食材。いつもの料理にかけたり混ぜたりするだけで、美味しさや栄養をプラスできます。

特にお勧めなのは、しらす干し入り卵焼き、しらす干し入り納豆、ちりめんじゃこがけサラダ。忙しい朝でも、さっと「しらす」を散りばめるだけの簡単レシピです。

さらに、しらすの栄養を効果的に吸収したい場合は、組み合わせる食材がポイント!

  • カルシウムの吸収を助ける「クエン酸」:梅干し、ポン酢
  • ビタミンB12の吸収を助ける「葉酸」:枝豆、ホウレンソウ、アスパラ、アボカド
  • タンパク質の代謝を助ける「ビタミンE」:ナッツ、ブロッコリー、オリーブオイル

注意が必要なのは、塩ゆでされた「しらす」は塩分を含むこと。取りすぎには気をつけてください。

プロおすすめの美味しい「しらす

おすすめの美味しいしらす

栄養豊富でどんな料理にも合うしらす。

マルチュウスマイルの公式オンラインショップでは、しらすの名産地「愛知県師崎産」のしらす干しを販売しています。

新鮮なうちに素早く赤穂塩で釜茹し乾燥し、不揃いなシラスや小さな小さなエビやイカなどを全て手作業で取り除いて仕上げていきます。

厳選したしらすが食卓でいただけます。この美味しさをぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?

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